プレゼントイメージ

人生で最高のプレゼント

これまでに家族や友人、恋人といった様々な人からいろいろなプレゼントを受け取ってきました。
中には苦笑いしてしまうようなものもありましたが、それでも自分のために少しでも時間を割いてくれた相手の気持ちを思うと、プレゼントをいただけるって本当に幸せなことだと思います。
私たち夫婦は私が社会人2年目、主人は博士課程2年目での入籍、別居婚という形で結婚生活をスタートしました。
主人の卒業をまっても良かったのですが、「結婚したら今以上にがんばれる」という彼の言葉の支えになれるのであれば早く席を入れたいという気持ちが私にはありました。
もともと、気持ちが優しく、何でもひとりでこなそうとしてしまう主人は、博士課程ということもあり、精神的に疲れている日々でした。
そんな中での別居だったので心配ではありましたが、主人の博士号取得が私の夢にもなっていたので、私も主人の近くで仕事が見つかるまではとそれまでどおりの生活をしていました。
しかし、入籍して半年後、あと半年で卒業というところで主人は精神的に限界になってしまいました。
徐々に学校に行けなくなり、食欲もなく、不眠症がちになり徐々にやせていくのがわかりました。
最後の方は、連絡がつかないことがあり、私も仕事をしながら気が気でない毎日でした。
そんな折に運よく主人の近くで仕事が見つかり、面接を受け、転職先が決まりました。
その話をした際には乗り気だった主人ですが、いざ転職先での受け入れが決まったことを話すと「実はもう学校を辞めたい」といわれました。
それまでなるべく主人の役に立ちたいと近場での仕事を探したり、結婚式や新婚旅行はいつか余裕のできたときでいいと割り切ってきました。
しかし、彼のその一言で私も限界になり、自分で決めた結婚だけどもう無理かもしれない、どうしていいのか分からない・・と私自身精神的にもふさぎ込んでしまいました。
そんな時に、妊娠が発覚しました。
お互い、いつか子供はできれば欲しいとおもっていましたが、別居の状態でお互い精神的に疲弊し、主人は今後が未確定の状態での妊娠、正直うれしさよりも不安が勝っていました。
正直、将来に期待がもてず中絶するしかないのかもしれない、一人でも育てられるかなどマイナスなことばかり頭をよぎりました。
それでも黙っていることもできず、素直に主人に打ち明けたところ、満面の笑みで「うれしい。ありがとう。家族のためにがんばるから」といってくれました。
自分の精神状態がよくない中でも、妊娠を喜んでくれた主人の優しさに本当に涙がでました。
結局、彼は退学して働く事を選択しましたが、そのおかげで今は一緒に居ることができています。
仕事が忙しくて体が心配ですが、以前よりも精神的にも身体的にも健康な状態です。
一緒に居ることでぶつかることも多々ありますが、妊娠を機に未熟な私たちは家族としての絆を作ることができました。
私たち夫婦を家族へと成長させてくれたお腹の子は人生で最高のプレゼントです。
これからは家族三人でより、絆を深めていければと思います。

Copyright(C) 2013 おくりもの.com All Rights Reserved.